駄目になった時点で手遅れ

低成長の時点で次の手を準備せよ

成長カーブの法則

「現在」の事しか頭にないから市場に翻弄される

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とある会社で大ブーム間違いなしの製品を開発できたとする。しかし、ブームが永久に継続する事はもちろんない。気付けば売上がかなり低下しており悩む……というのではあまりにも遅すぎる。

「では、用意していた次の手段を使おう」という事がさらりと出来なければ、利益を安定して出し続ける事は叶わない。そのために参考にするべきなのが「成長カーブの法則」である。左のページの曲線を見て頂きたい。事業の成長カーブはこのような形になるのだ。

全利益の80%以上が成長期に出て、成熟期や導入期にはあまり出ていない。そして、成長期・導入期・成熟期の長さはほとんど変わらないので、売上高をトータルで確認して導入期に該当する期間を見極められれば、好調な成長期が終わるタイミングが大よそ分かるのである。

コンビニ内のコーヒーサーバーを例として考えてみる。2009年にこのスタイルのコーヒーが世に出始めた。そして、あの「ローソン」が2011年にそれを導入。多くの会社や大会社が参入してくるのが、その市場の成長期がスタートする兆しとなる。ここまでに要した年月は約2年半。となると、成長期も2年半前後継続すると予想する事ができる。

(単純算出で)2014年に成長期が終了して成熟期に移行した。その2014年にドーナツを「セブンイレブン」が取り入れた。成熟期に移行してコーヒーの成長が望めなくなったこのタイミングで、セブンイレブンは新たな手段を使ったのだ。

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以上のように成長カーブの法則を理解しておけば「そろそろ売上が伸び悩んでくる。早めに新たな手段を準備しておこう」という思考ができるようになる。低成長になり始めたときこそ、実は大チャンスなのである。