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“仕事ができる人は、常に向上心をもって業務に専念しています。つまり、現状に満足するのではなく、絶えず問題を洗い出し、その改善方法を考え自ら行動しているので、どのようなトラブルにも対処できますし、仲間からも信頼を得ることができるのです。

こういった考え方や行動のことをクオリティカルチャーといいます。具体的には、社員が品質ガイドラインやSOPに満足するのではなく、常に品質を意識してオフィス内でミーティングを重ねることです。オフィス内の個々のメンバーが高いカルチャーを持つことで、いわゆる凡ミスは激減しますから、自ずと品質コストの低減につなげることができるのです。

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オフィスにクオリティーカルチャーを意識して行動する人が、一人いれば職場風土は大きく変わります。社員一人ひとりが、カルチャークオリティーを形成する上で大切な要素である、コミュニケーションと透明性、自らの責任と義務、卓越した技術の追求、組織としての横断的なビジョンを追求することで、そのオフィスは仕事ができる人が集まった優秀な組織となるのです。

しかしながら、こうした組織は一夕一朝で作り上げることはできません。まずは、リーダーがこうした考え方や行動を理解し、他の社員に実践して見せることが重要なのです。どんなに良い考え方や行動であっても、人は「やらされる」ことを極端に嫌います。拒絶反応が起こると言っても過言ではありません。したがって、社員が自主的に実践したくなるような職場環境を形成することが何より大切なのです。

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優秀な職場のリーダーは、こういった人間の心理を理解していますから、自分の知識をひけらかしたりはしません。自ら行動することで、無言のメッセージを送り続けるのです。そうすると、不思議と人は興味を示し始め、やがて共感し行動に移すのです。

カルチャークオリティーが職場に浸透することは、企業が安定的に発展することに大いに役立ちますし、そのためには、優秀な職場のリーダーが必要なのです。