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人と人との関係が複雑になってきた現代では、悩みやストレスを取り除くためにカウンセリングの力を借りることが多くなってきました。深刻な精神的悩みにとどまらず教育現場や一般の企業でも気軽に悩みを相談できる環境が整いつつあります。

カウンセリングの仕事は相談者の悩みを聞き、相談者自身が自分の力で悩みを解決できるようにしてあげることです。

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ところが、相談者は自分の悩みや問題点を全て把握しているわけではありません。カウンセリングでは心の内側に潜む問題点を引き出してあげることが重要になります。

ですからカウンセラーは相談者が自分の話をしている時に言葉をさしはさんだりすることはありません。

相談者が話しやすくなるように話をちゃんと聞いている姿勢を示し、話の腰を折ることなく相談者に話をさせて、的確な質問をし、心の中にあるものを全てアウトプットさせます。心の奥深くに潜んでいる何かが見えてくることで、悩みを解決するための最善の方法が自然と見えてくるようになるからです。

この場面をビジネスシーンに置き換えてみましょう。例えば営業をしている場面です。

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営業で大切なことは相手のニーズを的確に見極めて話を進めることが大切です。

そのためにはいかに相手のニーズをアウトプットさせることができるかがポイントになります。相手を知るためにはひたすら話を聞き、相手が抱える問題点や真に欲しているものを引き出す必要があります。そして、それに応じて営業トークをしていくことで結果をだすことができます。

優秀な営業マンは話し上手よりも聞き上手が多いと言われますが、相手の話を聞くことで相手のニーズをアウトプットさせる能力に長けているからです。

こうしてみるとカウンセリングで聞く力と営業力は共通点が多いことがわかります。

営業だけではなくビジネスシーンでは自分を主張するよりも相手を理解し信頼してもらうことが大切です。できるビジネスマンになりたいと考えたらカウンセリングのテクニックを参考にしてはいかがでしょうか。