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仕事ができる人は攻撃的な性格を持っています。これは世間一般で言うところの企業の仕事だけではなく、クリエイティブやスポーツの世界にも共通する事柄です。特に天才型の人物程、実は日常的にフラストレーションを溜めやすく、それが攻撃的な言動に表れやすいです。

いわゆる歴史書に登場する古今東西の偉人や武人も、歴史を紐解けば、かなり短気であったり、毒舌家であったりします。また日本の戦国時代に活躍した武将の多くが、今でいうところのキレやすい人物像でした。

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世間一般では有能な人物程、温和で協調性に優れていて、仲間思いだと言われていますが、それに当てはまらないタイプの人物も少なくありません。昔から憎まれっ子世にはばかる、とも言われています。この言葉は大抵、攻撃なリーダーに対して皮肉交じりに使われていますが、古今東西において日常的にアグレッシブな言動と行動をする人材程、大物になりやすく、現代風に言えばお金持ちになりやすいです。

いわゆる天才型の人物は日常的に他者を激しく批判しますが、これは単なるビッグマウスというよりも、本心から来る、言わば自然な感情です。攻撃的な言動だけに、周囲の人々は目を奪われがちですが、経営や芸術やスポーツなどの分野で活躍する一流の人々は、表現こそアグレッシブですが、他者を批判する内容自体はかなり正論を述べています。

世間一般の人々が色々な事情から言えない事を、有能な人物は激しい言葉で批判したり、問題提起をします。攻撃的な言動が日常的に多いため、天才型の人物は粗暴な性格をしているに違いない、と見られていますが、むしろどちらかと言うと内省的でナイーブな神経を持つ人々が大半です。

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直感的に自らが感じている社会の問題を、提起するため、他人の目からは暴言やビッグマウスに見えてしまいますが、後で時間が経てば、その発言の本質が社会に伝わり、意義のある警句だったと大衆に理解されます。

日本では兎角、批判という行為自体が良くないものだと言われていますが、批判精神こそ人間の進歩には欠かせません。
科学の世界でも、批判精神こそ役立つものとして、重要視されています。