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 60歳から満額の年金生活は入れなくなった年代の一人として企業家となる方法もあると思います。リタイア後、再任用の形でそのまま会社に残るには個人よりも会社の規模等の影響を受けざる得ないのが現実です。

 万が一、残ったとしても会社の規模が小さければ遠慮が様々な形で生まれます。まして、今までは部下であった人の下で働かなければなりません。このようなことが現実となって毎日の仕事を処理していくためにはかなりの頭の切り替えが必要となってきます。

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 さらに、普通は60年近くを会社で働いて、それまでに培った豊富な知識で仕事に勝負をかけてきた自負心があるとすれば、それはなかなか消せるものではありません。それなら、今までのキャリアの延長で「すき間産業」でいいから、豊富な知識・経験が薄れないうちに起業家となって独立を目指す道もあると思います。

 どんな人間が起業家に向いているのか、それは対人関係の処理能力に優れ、上に媚びるよりは仕事の深化からもたらされた豊富な知識・経験を持った人物であること、更に起業家として独立し事業をスムーズに展開していくための市場調査の能力にも長けていなければなりません。この3つの要素がうまく咬み合っていなければ起業家として成功は望めないでしょう。

 年金支給の対象年齢は今後ますます上がっていくと言われています。今現在、若くてそんな事は遠い話としか捉えられない方でもリタイヤと年金受給の日は必ずやってきます。したがって、今の制度もさることながら個人としてどんな準備をすべきかを考えておく必要があります。

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 その対策として、若い頃からできるだけ自分磨きを心がけることが大切だと思われます。仕事で勝負をかけなければならない時は多々あります。そのとき、武器になるのは自分の身を削るような努力、つまり自分磨きから生まれた自信だと思われます。その繰り返しがあれば、リタイヤを迎えるころ自分の身の振り方に多様性が生まれ起業家としての選択も可能となってくるはずです。