
Jw_cadの公式な対応OSはWindows 10・11だけで、Mac版・iPad版・スマホ版は提供されていません(Jw_cad公式サイトより)。MacやiPadで使いたい場合は、「Windowsを動かす」「Windowsパソコンに遠隔接続する」「PDFで見るだけにする」のどれかを選ぶことになります。このページでは、それぞれの方法の特徴と注意点を整理します。
方法の比較
| 方法 | 作図・編集 | 必要なもの | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Mac上でWindowsを動かす | ○ | 仮想化ソフト、Windowsのライセンス | 費用がかかる。Jw_cadの動作は公式サポート外 |
| Windowsパソコンに遠隔接続 | △(操作しにくい) | Jw_cadを入れたWindowsパソコン、リモート接続アプリ | 接続先のPCを起動しておく必要がある |
| Windowsタブレットを使う | ○ | Windows 10・11のタブレット | 画面が小さいと作図しにくい |
| PDFで見る | ×(見るだけ) | PDFを開けるアプリ | JWWをPDFにしてもらう必要がある |
Macで使う方法
Macで作図までしたい場合は、Mac上でWindowsを動かす「仮想化ソフト」を使ってWindowsを入れ、その中にJw_cadをインストールする方法があります。
- 仮想化ソフトの費用と、Windowsのライセンスが必要です。
- Appleシリコン(M1以降)のMacで動くWindowsは、Intel版Macとは仕組みが異なります。Jw_cadがMac上で動くことは公式には保証されていないため、導入前に仮想化ソフトの体験版などで、自分の環境で問題なく動くか確かめましょう。
- マウスの左右ボタン・両ボタン操作を多用するので、トラックパッドより左右ボタンのあるマウスを用意すると作業しやすくなります。
Jw_cad本体のダウンロード方法はJw_cadのダウンロード・インストール方法を参照してください。
iPad・iPhone・Androidスマホで使う方法
iPadやスマホにはJw_cadをインストールできません。次の方法を検討します。
- Windowsパソコンに遠隔接続する:Jw_cadを入れたWindowsパソコンに、リモートデスクトップ系のアプリでiPadから接続して操作します。外出先から図面を確認・修正したいときに便利ですが、細かい作図には向きません。
- PDFにして見る:図面を確認するだけなら、JWWをPDFにしてもらうのがいちばん手軽です(JWWをPDFに変換する方法)。
JWWファイルを開けるとうたうスマホアプリを見かけることもありますが、Jw_cadの作者による公式アプリではありません。仕事の図面を扱う場合は、提供元や表示の正確さを確認したうえで使いましょう。
Windowsタブレットで使う
SurfaceなどWindows 10・11のタブレットなら、Jw_cadをそのままインストールできます。Jw_cad公式ヘルプによると、タッチパネルでは次の操作が使えます。
- 指でスライドして画面をスクロール
- ピンチ・ストレッチ(2本指でつまむ・広げる)で拡大・縮小
- 1本の指でタッチしたまま、もう1本の指で軽くタッチすると右クリックと同じ動作
ただし、細かい作図はマウスのほうが正確です。外出先では確認・軽い修正、作図は机でマウス、と使い分けると快適です。
図面を見るだけでいい場合
作図をせず、送られてきた図面を確認するだけなら、相手にPDFで送ってもらうのが確実です。Mac・iPad・スマホのどれでも標準のアプリで開けます。Jw_cadで受け取った図面を自分でPDFにする方法はこちら。
よくある質問
Mac版のJw_cadはありますか?
ありません。公式サイトでは、Jw_cadはWindows 10・11上で動作する2次元CADとされています。
Chromebookでは使えますか?
ChromebookはWindowsではないため、Jw_cadはインストールできません。Windowsパソコンへの遠隔接続か、PDFでの閲覧を検討してください。
MacでJWWファイルを開くには?
上記のとおりWindows環境が必要です。見るだけなら、JWWを開ける人にPDFにしてもらいましょう(JWWファイルの開き方もあわせてどうぞ)。
※対応OSはJw_cad公式サイト(jwcad.net)、タッチ操作は同梱の公式ヘルプの記載をもとにしています(2026年10月時点)。