
記入済みの文字の色を変えるには、[範囲]で文字を選び、[属性変更]の[文字色変更]を使います。これから入力する文字の色を決める「文字種の設定」とは操作が異なります。この記事では、図面の線を変えずに、選択した文字の色をまとめて変更する手順を説明します。
先に確認するポイント
- [範囲]で対象の文字を選択する
- [属性変更]→[文字色変更]で線色を選ぶ
- 確定後、文字と印刷結果を確認する
文字種の設定と、記入済み文字の色変更を分ける
文字種には文字の寸法や色などが設定されています。文字種全体の設定を変えると、その文字種を使うほかの文字にも影響することがあります。図面中の一部だけを直したいときは、先に対象を選択してから文字色を変更します。

1.[範囲]で色を変える文字を囲む
[範囲]を選び、始点を左クリックします。文字も選択対象に含めるときは、範囲の終点を右クリックします。選択色になった文字が目的の文字か確認してください。不要な文字まで選んだ場合は、いったん選択をやり直すと確実です。
![1.[範囲]で色を変える文字を囲むの図解](https://www.motenashio.com/wp-content/uploads/2021/05/jwcad_227-02-1024x724.png)
2.[属性変更]を開く
選択後、画面上部の[属性変更]をクリックします。範囲内の図形も選択されていても、次の画面で変更する項目を文字色に限定します。線色変更など、目的と異なる項目を同時に有効にしないことがポイントです。
![2.[属性変更]を開くの図解](https://www.motenashio.com/wp-content/uploads/2021/05/jwcad_227-03-1024x724.png)
3.[文字色変更]を有効にする
属性変更のダイアログで[文字色変更]にチェックを入れます。文字種そのものを変更する項目とは別です。色以外に文字の幅・高さ・間隔まで変えたくない場合は、文字種を一括で置き換える操作と混同しないようにします。
![3.[文字色変更]を有効にするの図解](https://www.motenashio.com/wp-content/uploads/2021/05/jwcad_227-04-1024x724.png)
4.変更後の線色を選ぶ
[線属性]の画面で目的の線色を選び、[OK]を押します。掲載例では[線色2]を選択しています。同じ線色番号でも、環境設定によって画面上の色は異なるため、「線色2は必ず黒」と覚えるのではなく、表示されている色を確認して選びます。

5.属性変更を確定する
属性変更の画面に戻ったら、[文字色変更]が有効なことを確認して[OK]を押します。この確定まで行って、選択した文字への変更を反映させます。

6.文字だけが変更されたか確認する
選択色が解除された状態で、対象文字の色と周囲の線を確認します。図面全体の色が変わった場合は基本設定の色定義を変更していないか、別の文字まで変わった場合は選択範囲を確認してください。印刷時の色はプリンター側の色設定も関係します。

うまくいかないときの確認
文字が選択されない
範囲選択の終点を左クリックしていないか確認します。文字を含める選択は終点を右クリックする方法を使い、選択色になったことを確かめます。
文字色を変えたのに印刷では黒い
画面表示色と印刷色は別に設定できます。画面だけを見て判断せず、カラー印刷の設定と出力結果を確認します。
操作する場所で迷ったら、線・文字・面・印刷色の見分け方から確認すると、必要な設定を選びやすくなります。
よくある質問
文字1つだけでも変更できますか?
はい。対象文字だけが入る範囲を選択し、同じ[文字色変更]を実行します。
線や塗りつぶしにも同じ方法を使いますか?
対象によって使う項目が異なります。線は線属性、ソリッドは多角形の設定が基本です。下の色設定の使い分けも参照してください。
練習用CADデータ
元の記事で配布している練習用データです。保存したファイルのコピーで試すと、操作前後を比較できます。
操作画像は当サイトの既存教材を使用しています。現在の環境では画面の配置・表記が異なる場合があります。操作後は図形・文字・出力結果を確認してください。