
趣意書の書き方と例文、テンプレートです。団体や会社をつくるときの設立趣意書と、協賛や寄付をお願いするときの協賛趣意書を、WordとPDFで無料配布しています。
目次
趣意書とは
趣意書は、活動や事業の目的と意義を伝えて、理解と協力をお願いするための文書です。「なぜ必要か」「何をするのか」を読む人に伝え、賛同してもらうことが目的です。読み方は「しゅいしょ」です。
| 種類 | 使う場面 | 読んでもらいたい人 |
|---|---|---|
| 設立趣意書 | 会社、NPO法人、協会、同窓会などをつくるとき | 発起人、会員になってほしい人、役所 |
| 協賛趣意書 | 行事やイベントの協賛金をお願いするとき | 企業、商店 |
| 寄付の趣意書 | 活動や修繕の寄付をお願いするとき | 地域の人、会員、卒業生 |
| 事業の趣意書 | 新しい事業や企画への協力を求めるとき | 社内の関係者、取引先 |
許認可の申請などで提出するときは、提出先に様式があることがあります。先に確認してください。
趣意書テンプレート(Word・PDF)
A4縦・2ページです。1ページ目が設立趣意書、2ページ目が協賛趣意書です。○の部分を書きかえて使います。


趣意書の書き方(5つの順番)
- 背景:今どんな課題があるのか。数字や実例を入れます。
- 目的:何のために、何をめざすのか。
- 活動の内容:具体的に何をするのか。
- お願い:読む人に何をしてほしいのか。金額や期限も書きます。
- 概要:名称、日時、連絡先を「記」の下にまとめます。
趣意書の例文
NPO法人・市民団体の設立趣意書
私たちの地域では、一人で暮らす高齢の方が増えています。買い物や通院に困っているという声も多く聞かれます。
そこで、地域の住民が助け合い、だれもが安心して暮らせるまちをつくるため、「○○○○の会」を設立いたします。
主な活動は、買い物と通院の付きそい、交流会の開催、見守りの3つです。
この趣旨にご賛同いただき、ご参加とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
地域のお祭りの協賛趣意書
本祭りは、地域の交流とにぎわいづくりを目的に毎年開催しており、昨年は約○○人が来場しました。
今年も皆さまに楽しんでいただけるよう準備を進めておりますが、運営には多くの費用が必要です。
つきましては、趣旨にご賛同いただき、ご協賛を賜りますよう、お願い申し上げます。
学校の周年事業の寄付の趣意書
本校は令和○年に創立○周年を迎えます。これを記念して、老朽化した○○の改修を計画しています。
つきましては、卒業生、保護者の皆さまにご寄付をお願い申し上げます。一口○,○○○円、何口でもかまいません。
読んでもらえる趣意書のコツ
- 1枚にまとめる:くわしい計画や収支は別の資料にします。
- 数字を入れる:参加者数、必要な金額、これまでの実績を書きます。
- 相手にとっての意味を書く:協賛なら、社名の掲載などの特典を示します。
- お金の使いみちを示す:集めたお金を何に使うかを書くと、安心してもらえます。
- 連絡先を書く:担当者の名前と電話番号を入れます。
よくある質問
企画書とのちがいは?
企画書は、実施する内容や費用をくわしく説明して、承認をもらうための書類です。趣意書は、目的や思いを伝えて賛同してもらうための書類です。協賛のお願いでは、趣意書に企画書を添えることもあります。
どのくらいの長さがよいですか?
A4で1枚が目安です。設立趣意書は法人の申請で求められることもあり、そのときは提出先の様式に合わせます。
だれの名前で出しますか?
設立趣意書は発起人や代表者、協賛趣意書は実行委員長など、責任者の名前で出します。