
ヒヤリハット報告書のExcelテンプレートです。けがにはならなかったけれど「ヒヤリ」「ハッ」とした出来事を、発生日時・場所・作業の内容・起きたこと・原因・対策の順に書けます。種類やけがの重さはチェックするだけ。記入例のシートつきで、工場・建設現場・倉庫・介護・病院・オフィスなどで使えます。無料・登録不要です。
目次
ヒヤリハット報告書テンプレート(Excel・PDF)
A4縦1枚です。Excelには「報告書」と「記入例」の2つのシートが入っています。手書きで使うときはPDFを印刷してください。


ヒヤリハットとは
ヒヤリハットは、事故やけがにはならなかったものの、「ヒヤリとした」「ハッとした」危ない出来事のことです。アメリカのハインリッヒが調べた「1件の重大な事故の裏には29件の軽い事故と300件のヒヤリハットがある」という考え方(ハインリッヒの法則)が知られています。小さなヒヤリハットのうちに原因を見つけて手を打つことで、大きな事故を防ぎます。
書き方のポイント
| 欄 | 書くこと |
|---|---|
| 発生日時・場所 | あとで同じ場所を確かめられるよう、できるだけくわしく(例:第1倉庫 2番通路の脚立の上) |
| 作業の内容 | そのとき何をしていたか |
| 何が起きたか | 事実をそのまま。「〜しようとしたら、〜になりそうになった」 |
| 種類 | 転倒・転落・はさまれなど、近いものにチェック |
| けがになったら | もし事故になっていたら、どのくらいのけがになったか |
| 原因 | 人・物(設備)・環境・管理のどれか。いくつでもチェックしてよい |
| 対策 | すぐにしたことと、これからの対策の提案 |
報告書は、だれかを責めるためのものではありません。「書いた人が叱られない」ことを職場で約束すると、報告が集まりやすくなります。
集まった報告の生かし方
- 朝礼や安全会議で共有し、同じ作業をする人に知らせます。
- 場所や種類ごとに件数をまとめ、多いところから対策します。
- 作業の前の話し合いにはKYシート(危険予知)、設備の点検には設備点検表が使えます。実際に事故が起きたときは事故報告書で報告します。
よくある質問
介護や病院でも使えますか?
使えます。種類の欄を「転倒・転落」「誤薬」「誤嚥」「離設」などに書きかえて使ってください。医療・介護の現場では「インシデント報告書」と呼ぶこともあります。
報告はいつまでに出しますか?
記憶が新しいうちに、その日のうちに出すのが理想です。職場で期限を決めておきましょう。