
事故報告書のテンプレート(Word・PDF)を無料・登録不要で配布しています。職場で事故が起きたとき、または事故になりかけたときに、何が起きたのか・なぜ起きたのか・どう防ぐのかを記録して共有するための書類です。
| テンプレート | 使う場面 |
|---|---|
| 事故報告書(職場) | 業務中のけが・物の破損・交通事故など |
| ヒヤリハット報告書 | けがや事故にはならなかったが、ヒヤッとした・ハッとしたこと |
| 事故報告書(介護) | 介護施設・事業所での利用者の転倒・誤薬・誤嚥など |
目次
事故報告書テンプレートダウンロード
事故報告書(職場・記入例)

ヒヤリハット報告書(記入例)

事故報告書(介護・記入例)

使い方
- 事故が起きたら、まずけがをした人の手当てと安全の確保を優先します。報告書は落ち着いてから書きます(その日のうちが目安)。
- Wordで入力するか、PDFを印刷して手書きします。記入例を消してから使ってください。
- 書いたら上司・安全担当に提出し、確認印をもらいます。再発防止の対策は、みんなで話し合って決めます。
- 対策を実行したら、その結果も記録しておきます。
事故報告書の書き方
| 項目 | 書き方のポイント |
|---|---|
| いつ・どこで | 日時は時刻まで、場所は「第2工場 1階 梱包エリア」のように具体的に |
| だれが・何をしていたとき | けがをした人と、そのとき何の作業をしていたか |
| 何が起きたか | 見たこと・聞いたことを、時間の順に。想像や感想は入れない |
| けがや被害の程度 | けがの場所と程度、病院に行ったか、休業したか、壊れた物 |
| 原因 | 人・道具や設備・作業の方法・環境のそれぞれから考える |
| すぐにとった対応 | 手当て・連絡・作業の中止など |
| 再発防止の対策 | だれが・いつまでに・何をするか |
再発防止の対策の考え方
「次から気をつける」「注意を徹底する」だけでは、同じ事故がまた起こります。次の順に、より効果の高い対策から考えましょう。
- 危険をなくす:危ない作業や道具そのものをやめる・変える(刃が自動で戻るカッターに変えるなど)
- 設備で防ぐ:カバー・柵・センサー・カーブミラーをつける
- やり方を決める:作業手順書を直す、表示をつける、教育する
- 保護具を使う:手袋・ヘルメット・安全靴など
ヒヤリハット報告の大切さ
「1件の重大な事故の裏には、29件の軽い事故と、300件のヒヤリハットがある」といわれます(ハインリッヒの法則)。ヒヤリハットのうちに原因をつぶせば、大きな事故を防げます。ヒヤリハット報告は、だれかを責めるためではなく、職場の危ないところを見つけるための報告です。書いた人をほめる雰囲気をつくると、報告が集まりやすくなります。
役所への報告が必要な場合
- 労働災害:従業員が仕事中のけがなどで死亡したり休業したりしたときは、労働基準監督署に「労働者死傷病報告」を出す必要があります。休業4日以上は遅滞なく、休業1〜3日は3か月ごとにまとめて報告します。2025年1月からは、原則として電子申請で提出します。社内の事故報告書とは別の書類です。
- 介護の事故:介護サービスの事故は、内容によって市町村への報告が必要です。報告の基準と様式は市町村によって異なるので確かめてください。
よくある質問
始末書・顛末書とのちがいは?
事故報告書は、事故の事実と再発防止策を記録して共有するものです。ミスへの反省を示す始末書や、出来事の経緯をくわしく報告する顛末書とは目的がちがいます。
作業の手順も見直したい
事故を防ぐ手順は作業手順書テンプレートに、毎日の確認は点検表テンプレートにまとめると便利です。