
仕訳帳・総勘定元帳のテンプレート(Excel)を無料・登録不要で配布しています。複式簿記の基本の帳簿である仕訳帳に入力すると、総勘定元帳と試算表が自動でできるように作っています。
- 仕訳帳:日付・借方科目と金額・貸方科目と金額・摘要を、1行に1つの仕訳で入れます(100行)。借方と貸方の金額が合っているかを行ごとにチェックします。
- 総勘定元帳:右上で勘定科目を選ぶと、その科目の取引(日付・相手科目・摘要・金額)と残高が自動で並びます。
- 試算表:勘定科目ごとの借方合計・貸方合計・残高を自動で集計し、借方と貸方の合計が一致しているかを表示します。
- 勘定科目:よく使う26科目を入れています。自分の事業に合わせて追加・変更できます。
仕訳帳・総勘定元帳テンプレート(Excel)ダウンロード
仕訳帳

総勘定元帳

試算表

使い方
- 「勘定科目」のシートで、使う科目と区分(資産・負債・純資産・収益・費用)を確かめます。足りない科目は空いている行に追加します。
- 取引があったら、「仕訳帳」に日付・借方科目と金額・貸方科目と金額・摘要を入れます。見本の仕訳は消してから使ってください。
- 「総勘定元帳」で科目を選ぶと、その科目の取引と残高が表示されます。現金や預金の残高が、実際の残高と合っているかを確かめます。
- 月末には「試算表」で、借方合計と貸方合計が一致しているかを確かめます。
総勘定元帳は、仕訳帳の右端にある作業用の列(薄い灰色の数字)を使って取引を並べています。この列は消さないでください。
仕訳の基本ルール
仕訳は、1つの取引を「借方(左)」と「貸方(右)」に分けて書く方法です。借方と貸方の金額は必ず同じになります。
| 区分 | 増えたとき | 減ったとき |
|---|---|---|
| 資産(現金・預金・売掛金など) | 借方 | 貸方 |
| 負債(買掛金・借入金など) | 貸方 | 借方 |
| 純資産(元入金・資本金など) | 貸方 | 借方 |
| 収益(売上高など) | 貸方 | — |
| 費用(仕入高・家賃・消耗品費など) | 借方 | — |
よく使う仕訳の例
| 取引 | 借方 | 貸方 |
|---|---|---|
| 文房具を現金3,300円で買った | 消耗品費 3,300 | 現金 3,300 |
| 商品を55,000円で掛けで仕入れた | 仕入高 55,000 | 買掛金 55,000 |
| 商品を88,000円で掛けで売った | 売掛金 88,000 | 売上高 88,000 |
| 売掛金88,000円が普通預金に入金された | 普通預金 88,000 | 売掛金 88,000 |
| 家賃60,000円を普通預金から払った | 地代家賃 60,000 | 普通預金 60,000 |
| (個人事業主)事業用の口座から生活費を引き出した | 事業主貸 | 普通預金 |
総勘定元帳と試算表の役割
仕訳帳は取引を日付順に記録する帳簿、総勘定元帳は仕訳を勘定科目ごとに分けて、科目ごとの増減と残高を見る帳簿です。試算表は、すべての科目の合計と残高を一覧にしたもので、借方と貸方の合計が一致していれば、転記のまちがいがないことを確かめられます。試算表の数字をもとに、損益計算書と貸借対照表を作ります。
個人事業主の青色申告での使い方
青色申告で最高65万円(または55万円)の控除を受けるには、複式簿記で記帳し、仕訳帳・総勘定元帳などの帳簿を作って、貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付する必要があります(65万円の控除には、e-Taxでの申告などの要件もあります)。このテンプレートは記帳のしくみを学んだり、取引の少ない事業で使ったりするのに向いています。取引が多い場合は、会計ソフトを使うと効率的です。
よくある質問
1つの取引で科目が3つ以上あるときは?
たとえば「売上11,000円を現金10,000円と売掛金1,000円で受け取った」ときは、仕訳を2行に分けて(現金10,000/売上高10,000、売掛金1,000/売上高1,000)入れます。このテンプレートは1行に借方・貸方1つずつの形なので、行を分けて入れてください。
100行で足りなくなったら?
月ごとにファイル(またはシートのセット)を分けて使うか、表の行を増やして、総勘定元帳・試算表の式の範囲も合わせて広げてください。
帳簿はどのくらい保存する?
帳簿は原則として7年間保存します。くわしくは国税庁のホームページで確認してください。