
損益計算書のテンプレート(Excel)を無料・登録不要で配布しています。会社や個人事業の1年間(または毎月)の売上・費用・利益をまとめる表です。決算の下書き、金融機関への説明、毎月の業績の確認などに使えます。
- 損益計算書(年間):科目ごとの金額を入れると、売上原価と5つの段階の利益、売上高に対する割合を自動で計算します。
- 月次損益計算書:4月始まりの12か月を並べ、月ごとの利益と年間の合計を出します。
- 貸借対照表:資産・負債・純資産を入れると、資産合計と負債・純資産合計が一致しているかを表示します。
目次
損益計算書・貸借対照表テンプレート(Excel)ダウンロード
損益計算書(年間・A4縦)

月次損益計算書(12か月・A4横)

貸借対照表(A4縦)

1つのファイルに、年間・月次の損益計算書と貸借対照表の3つのシートが入っています。見本の金額は架空の数字です。
使い方
- 会社名と会計期間を書き換えます。月次のシートは4月始まりなので、決算月がちがう場合は見出しの月を書き換えます。
- 帳簿(総勘定元帳や試算表)を見ながら、黄色の欄に科目ごとの金額を入れます。使わない科目は0か空欄のままにし、必要な科目は行を挿入して名前を書き換えます(合計の式の範囲に入るよう、範囲の途中に挿入します)。
- 売上原価・各段階の利益は自動で出ます。
- 貸借対照表に期末の残高を入れ、「一致しています」と表示されるかを確かめます。
損益計算書の5つの利益
| 利益 | 計算 | わかること |
|---|---|---|
| 売上総利益(粗利) | 売上高 − 売上原価 | 商品やサービスそのものの、もうける力 |
| 営業利益 | 売上総利益 − 販売費及び一般管理費 | 本業でのもうけ。人件費や家賃を払ったあとに残る利益 |
| 経常利益 | 営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用 | 利息など本業以外も含めた、ふだんの経営でのもうけ |
| 税引前当期純利益 | 経常利益 + 特別利益 − 特別損失 | その年だけの特別なできごと(資産の売却など)も含めた利益 |
| 当期純利益 | 税引前当期純利益 − 法人税等 | 税金を払ったあとに最終的に残る利益 |
売上原価は「期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 − 期末商品棚卸高」で計算します。仕入れた額ではなく、実際に売れた商品の分だけを費用にするためです。
損益計算書と貸借対照表のちがい
損益計算書は「一定の期間(1年や1か月)にどれだけもうかったか」を表し、貸借対照表は「決算日の時点で、財産(資産)と借金(負債)がどれだけあるか」を表します。損益計算書の当期純利益は、貸借対照表の純資産(繰越利益剰余金)に加わります。お金の出入りのタイミングまで見たいときは、資金繰り表を使います。
数字の見方のポイント
- 売上高比で見る:利益の金額だけでなく、売上高に対する割合(利益率)を見ると、前の年や同業の会社と比べやすくなります。
- 月次で早く気づく:年に1回の決算だけでなく、月次損益計算書で毎月の利益を見ると、売上の落ちこみや費用の増えすぎに早く気づけます。
- 計画と比べる:事業計画書の収支計画と実績を比べ、ずれた理由を確かめます。
よくある質問
このまま決算書として提出できる?
法人の決算書や確定申告の書類は、会計ソフトや税理士が作成した正式な書類を使うのが一般的です。このテンプレートは、数字の整理や社内の確認、説明用の資料として使ってください。
個人事業主でも使える?
使えます。個人事業主の場合は、「役員報酬」を使わず、法人税等の行は空欄にします。青色申告決算書の科目に合わせて、行の名前を書き換えるとわかりやすくなります。
マイナスの利益はどう表示される?
損失(赤字)は「△」をつけて赤い文字で表示します。決算書では、マイナスを△で表すのが一般的です。