
収支計画書のテンプレート(Excel)を無料・登録不要で配布しています。収支計画書は、これからの売上と経費を見積もって、どのくらい利益が出るかを表にしたものです。開業・創業のときや、融資・補助金の申請、新しい事業を始めるときに使います。
- 収支計画書(5年):売上高・売上原価・経費を入れると、粗利・経費の合計・利益・利益率・借入金を返したあとに手元に残るお金(目安)を自動で計算します。科目ごとに「計算根拠」を書く欄があります。
- 月別収支計画(12か月):客単価×1日の客数×営業日数で売上を出し、原価率から売上原価を計算します。月ごとの利益と、利益の累計(いつ黒字になるか)がわかります。
目次
収支計画書テンプレート(Excel)ダウンロード
収支計画書(5年・計算根拠つき)

月別収支計画(12か月)

使い方
- 「月別収支計画」シートで、客単価・原価率と、月ごとの1日の客数・営業日数を入れます。売上と売上原価が自動で出ます。
- 人件費・家賃などの経費を月ごとに入れます。利益の累計を見て、何か月目に黒字になるかを確かめます。
- 「収支計画書(5年)」シートの1年目に、月別の年間合計の数字を入れます。2年目以降は、客数の増加や人の増員などを見込んで入れます。
- 右の「計算根拠」に、数字の出し方(客単価×客数など)を書きます。
収支計画書の書き方
| 科目 | 書くこと・見積もり方 |
|---|---|
| 売上高 | 客単価×客数×営業日数、または商品の単価×販売数。開業直後は少なめに見積もる |
| 売上原価 | 売上高×原価率。仕入・材料費など、売れた分にかかる費用 |
| 人件費 | 従業員の給料・社会保険料。個人事業主の場合、自分の生活費は利益から出す |
| 地代家賃 | 店舗・事務所の家賃。共益費も含める |
| 減価償却費 | 内装・設備などの金額を、使える年数に分けて費用にしたもの |
| 支払利息 | 借入金の利息。返済する元金は経費ではないので別に書く |
| その他の経費 | 水道光熱費・広告宣伝費・通信費・消耗品・保険など |
計算根拠を書くのが大切
融資や補助金の審査では、数字そのものよりも「その数字にどんな根拠があるか」が見られます。「客単価3,000円×1日20人×25日」のように計算式を書き、客単価や客数は、同じ地域の同業のお店や、これまでの経験・アンケートなどをもとに説明できるようにしておきましょう。
見積もりのポイント
- 売上は控えめに、経費は多めに:計画どおりにいかないことを前提に、厳しめに見積もります。
- 開業直後は売上が少ない:お店が知られるまでの数か月は、客数を少なめにします。月別の計画で、黒字になるまでの赤字の合計(運転資金)を確かめます。
- 返済できるかを確かめる:借入金の元金の返済は、利益(と減価償却費)の中から行います。「返済後に手元に残るお金」がマイナスにならないかを見ます。
- 損益分岐点を知る:いくら売れば赤字にならないかは、損益分岐点テンプレートで計算できます。
よくある質問
日本政策金融公庫の創業計画書に使える?
創業計画書には決まった様式があり、その中に「事業の見通し(月平均)」の欄があります。このテンプレートで計算した数字と計算根拠を、様式に書き写して使えます。様式は日本政策金融公庫のホームページで最新のものを確認してください。
事業計画書とのちがいは?
事業計画書は、事業の内容・強み・市場・販売方法などをまとめた書類で、収支計画はその中の数字の部分です。全体をまとめるときは事業計画書テンプレートが使えます。
計画と実績を比べたい
事業が始まったら、予算管理表テンプレートで計画(予算)と実績を月ごとに比べられます。お金の出入りのタイミングは資金繰り表で管理します。