
業務委託契約書のテンプレート(Word・PDF・A4縦)を無料・登録不要で配布しています。フリーランス・個人事業主・会社に仕事を頼むとき(受けるとき)に使えます。条文の例が入っているので、業務内容と金額を書き換えれば、すぐに契約書が作れます。
| テンプレート | 向いている使い方 |
|---|---|
| 業務委託契約書(標準版・全15条) | 毎月続く仕事(記事作成・運用代行・経理代行など) |
| 業務委託契約書(簡易版・1枚) | 単発の仕事(チラシのデザイン・撮影・翻訳など) |
目次
業務委託契約書テンプレート(Word・PDF)ダウンロード
業務委託契約書(標準版)

業務委託契約書(簡易版)

使い方
- 甲(仕事を頼む側=委託者)と乙(仕事を受ける側=受託者)の名前を書きます。
- 第2条の業務内容を、具体的に書き換えます(何を・どれだけ・いつまでに)。
- 委託料・支払日・契約期間を書き換えます。
- いらない条文は削除し、必要な条文(修正の回数、交通費の扱いなど)を追加します。条文の番号もそろえます。
- 2通印刷して、甲乙が記名押印し、1通ずつ持ちます。PDFで送り合い、電子契約にしてもかまいません。
主な条文の書き方
| 条文 | 書くこと |
|---|---|
| 業務内容 | 作業の範囲。「その他付随する業務」の範囲が広すぎないように |
| 委託料・支払方法 | 金額(税込か税別か)、締め日、支払日、振込手数料をどちらが払うか |
| 契約期間 | 始まりと終わり。自動更新するかどうか |
| 再委託 | 受託者が、さらに別の人に仕事を回してよいか |
| 秘密保持 | 仕事で知った情報を外に出さない約束 |
| 成果物の権利 | 記事・デザインなどの著作権が、いつ誰のものになるか |
| 解除・中途解約 | どんなときに、何日前の予告で契約をやめられるか |
フリーランスに発注するときの決まり(フリーランス法)
2024年11月から、フリーランス(従業員を使っていない個人や一人社長)に仕事を頼むときは、フリーランス法により、次のような取引条件を書面やメールなどで示す必要があります。
- 業務の内容
- 報酬の額
- 支払期日
- 発注者とフリーランスの名前
- 業務を委託した日、成果物を受け取る日・場所
また、発注する側に従業員がいる場合は、報酬は成果物を受け取った日から60日以内に支払う、6か月以上続く仕事を途中で解除するときは30日前までに予告する、などのルールもあります。このテンプレートの業務内容・委託料・支払方法に加えて、成果物を受け取る日と場所も書いておけば、取引条件を示す書面としても使えます。
業務委託契約書に収入印紙は必要?
| 契約の中身 | 印紙 |
|---|---|
| 成果物を完成させる仕事(請負:デザイン・記事作成・工事など) | 必要。金額に応じて(第2号文書。1万円未満は不要) |
| 会社や個人事業主どうしで、3か月を超えて続く取引の基本ルールを決める契約 | 4,000円(第7号文書)になる場合がある |
| 作業そのものを頼む仕事(準委任:事務代行・相談など)で、上にあたらないもの | 不要 |
| PDF・電子契約で交わした場合 | 不要 |
どれにあたるかは内容で決まるので、迷うときは税務署に確認してください。
よくある質問
請負契約と準委任契約の違いは?
請負は「完成した成果物」に対してお金を払う契約、準委任は「作業をすること」に対してお金を払う契約です。業務委託契約書は、そのどちらか(または両方)の性質を持ちます。
口約束だけでもいい?
口約束でも契約は成り立ちますが、あとで「言った・言わない」になりやすく、フリーランスに頼む場合は取引条件を示す義務もあります。契約書かメールで残しておきましょう。
※この記事は一般的な情報です。金額の大きい契約や、権利関係が複雑な契約は、弁護士などの専門家に確認してもらうと安心です。