
現金出納帳のテンプレート(Excel)を無料・登録不要で配布しています。現金の出入りを日付順に記録し、手元の現金の残高を管理する帳簿です。個人事業主の帳簿づけや、会社の小口現金の管理に使えます。
- 現金出納帳:日付・勘定科目・摘要・入金・出金を入れると、残高と今月の合計、次月への繰越額が自動で出ます(25行)。
- 小口現金出納帳:支払いを費目(旅費交通費・通信費・消耗品費・会議費・雑費)の列に入れると、支払の合計・残高・費目ごとの合計と、月末に補給する額が自動で出ます。
目次
現金出納帳テンプレート(Excel)ダウンロード
現金出納帳(A4縦)

小口現金出納帳(A4横)

使い方
- 年月を書き換え、1行目に前月から繰り越した現金の額を入れます(はじめて使うときは、その日の手元の現金の額)。
- 現金が出入りしたら、その日のうちに、日付・勘定科目・摘要(取引先や内容)・入金または出金を入れます。
- 残高が自動で出るので、ときどき実際の現金を数えて、合っているかを確かめます。
- 月末に「次月へ繰越」の額を、翌月のシートの1行目に入れます。翌月はシートをコピーして使います。
書き方のポイント
| 欄 | 書き方 |
|---|---|
| 日付 | 現金が実際に動いた日 |
| 勘定科目 | 何のお金か(売上高、消耗品費、旅費交通費など)。下の例を参考に |
| 摘要 | 取引先の名前と内容(「コピー用紙 ○○文具」など)。あとで見てわかるように |
| 入金・出金 | 税込の金額。どちらか一方に書く |
| 領収書 | 領収書・レシートがあれば○。領収書は日付順に保管する |
よく使う勘定科目の例
| 勘定科目 | 使う場面 |
|---|---|
| 売上高 | 現金で受け取った売上 |
| 仕入高 | 売るための商品や材料を現金で買った |
| 旅費交通費 | 電車・バス・タクシー代、駐車場代 |
| 通信費 | 切手・はがき・宅配便の代金 |
| 消耗品費 | 文房具・日用品・10万円未満の備品 |
| 会議費・接待交際費 | 打ち合わせの飲み物代、取引先との飲食・贈答 |
| 普通預金 | 銀行から現金を引き出した(入金)、現金を預け入れた(出金) |
小口現金の管理(定額資金前渡法)
会社では、日々の細かい支払いのために、決まった額(例:3万円)の現金を担当者に渡しておく方法がよく使われます。月末に使った分だけを補給して、毎月はじめに定額に戻すので「定額資金前渡法(インプレスト・システム)」と呼ばれます。小口現金出納帳のシートでは、補給する額が自動で出ます。
残高が合わないときの確認方法
- 入金と出金を逆の欄に書いていないか
- レシートや領収書の記入もれがないか(特に小さな金額)
- 銀行からの引き出しや、預け入れを書き忘れていないか
- 金額の打ちまちがい(桁のまちがい、数字の入れ替わり)がないか
原因がわからない差額が出た場合は、「現金過不足」として記録し、あとで原因がわかったら正しい科目に直します。
よくある質問
個人事業主の確定申告に使える?
白色申告や、青色申告(10万円控除)の帳簿の一部として使えます。青色申告で65万円(または55万円)の控除を受けるには、複式簿記での記帳が必要なため、会計ソフトなどで仕訳帳・総勘定元帳も作ります。
銀行口座の出入りも書いていい?
現金出納帳は、現金だけを書く帳簿です。銀行口座の出入りは「預金出納帳」に分けて書くと、残高の確認がしやすくなります。シートをコピーして、名前を「預金出納帳」に変えて使うこともできます。
帳簿はどのくらい保存する?
個人事業主・法人ともに、帳簿は原則として7年間保存します(個人事業主の白色申告の一部の書類など、5年の場合もあります)。くわしくは国税庁のホームページで確認してください。