
合意書のテンプレート(Word・A4 1枚)を無料・登録不要で配布しています。合意書は、当事者どうしで話し合って決めたことを書面に残すものです。支払いの約束、退職の条件、契約の途中での終了など、あとでもめないように、決めたことをはっきり書いておきます。
| テンプレート | 使う場面 |
|---|---|
| 合意書(基本形) | 取引先との間で決めたことを残す。記入例は、たまった代金を分割で払う合意 |
| 退職合意書 | 会社と従業員が話し合って退職を決めたとき。退職日・退職理由・解決金など |
| 契約解除(解約)合意書 | 業務委託などの契約を、期間の途中で話し合いで終わらせるとき |
目次
合意書テンプレート(Word)ダウンロード
合意書(基本形・代金の分割払いの例)

退職合意書

契約解除(解約)合意書

使い方
- 当事者の名前(甲・乙)と、何についての合意かを前文に書きます。
- 条文の○○を埋め、話し合って決めた内容に合わせて書き換えます。いらない条文は消し、必要な条文は書き足します(条の番号は振り直します)。
- 相手に案を見せて、内容を確認してもらいます。
- 2通印刷して、甲乙それぞれが記名押印し、1通ずつ持ちます。
合意書の書き方
| 部分 | 書くこと |
|---|---|
| タイトル | 「合意書」。内容がわかるように「退職合意書」などとしてもよい |
| 前文 | だれとだれが、何について合意したか(もとの契約があれば、その日付と名前) |
| 合意の内容 | 金額・期日・やること・やらないことを、数字を使って具体的に |
| 清算条項 | この合意書に書いたこと以外に、お互いに請求するものがないことの確認 |
| 後文・日付・署名 | 何通作ったか、合意した日、甲乙の住所・氏名・印 |
清算条項とは
「本合意書に定めるもののほか、互いに何らの債権債務がないことを確認する」という条文です。これを入れると、合意したあとで同じことについて別の請求をされるのを防げます。ただし、書いていないことについても請求できなくなるので、入れる前に、ほかに請求したいことがないかを確かめましょう。
契約書・覚書とのちがい
契約書・合意書・覚書は、名前がちがっても、当事者が合意した内容を書いた書面であることに変わりはなく、法的な効力に差はありません。一般には、新しく取引を始めるときは「契約書」、すでにある契約を変更・追加するときは「覚書」、話し合いで決めたこと(トラブルの解決や、契約の終了など)を残すときは「合意書」と使い分けることが多くあります。
注意点
- 退職合意書:退職理由(会社都合か自己都合か)は、雇用保険の失業給付が始まる時期や日数に関わります。話し合った内容と、離職票の記載を合わせましょう。退職を強く迫って書かせた合意書は、あとで無効を主張されることがあります。
- お金の約束:分割払いの合意では、支払いが遅れたときに残りを一度に払う「期限の利益の喪失」の条文を入れておくと安心です。
- 収入印紙:合意書という名前でも、内容によっては印紙が必要です。たとえば、請負の金額を決めたり変更したりする内容なら、請負に関する契約書として印紙税がかかることがあります。迷うときは税務署で確認してください。
- 大事な合意は専門家に:金額が大きい、争いになっているなどの場合は、弁護士に確認してもらいましょう。
よくある質問
手書きでもいい?
手書きでも効力は変わりません。2通作るときは、同じ内容になるよう、パソコンで作って印刷すると確実です。
ハンコは認印でもいい?
認印でも合意は成立します。会社の場合は、会社の代表者印(または契約に使う印)を押すのが一般的です。