
調査報告書のテンプレートと書き方です。目的、方法、結果、考察、提案の順に書くだけで形になるWordのひな形を、無料で配布しています。社内の原因調査、市場調査、アンケートのまとめなどに使えます。
目次
調査報告書テンプレート(Word・PDF)
A4・1ページです。○の部分を書きかえて使います。内容が多いときは、そのまま2ページ以上に増やせます。

調査報告書の書き方
| 項目 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 目的 | なぜ調べたのか | 返品が増えた原因を明らかにするため |
| 期間 | いつ調べたのか | 10月1日〜10月31日 |
| 対象 | だれ、何を調べたのか | 9月に返品された商品120件 |
| 方法 | どのように調べたのか | 記録の確認、担当者5名への聞き取り |
| 結果 | わかった事実 | 120件のうち72件(60%)が配送中の破損 |
| 考察 | 結果から考えられること | 梱包の変更が主な原因と考えられる |
| 提案 | これからどうするか | 11月から梱包材を元に戻し、再度集計する |
伝わる報告書のコツ
- 結論を先に書く:読む人が忙しいときは、最初に結論と提案を3行でまとめます。
- 事実と考えを分ける:「結果」には確かめた事実だけを書き、自分の考えは「考察」に書きます。
- 数字を入れる:「多い」ではなく「120件中72件(60%)」のように書きます。
- 出典を示す:使った資料や、データをとった日を書きます。
- わからなかったことも書く:確認できなかった点を書くと、次の調査につながります。
場面別の書き方の例
不具合やトラブルの原因調査
発生の日時、影響の範囲、原因、応急の対応、再発を防ぐ対策の順に書きます。事故の報告なら事故報告書も使えます。
市場調査・競合調査
調べた市場や会社、比べた項目を表にまとめ、自社がどうするかを提案します。データをとった時期も必ず書きます。
アンケート調査
配った数、回答数、回答率を書き、質問ごとの結果をグラフや表で示します。割合だけでなく、回答の人数も書きます。
学校のレポート
「はじめに」「調べ方」「結果」「考えたこと」「参考にした資料」の順にまとめると書きやすくなります。
よくある質問
報告書と調査報告書のちがいは?
報告書は仕事や出来事の結果を伝える書類全体を指します。調査報告書は、そのうち調べた内容を伝えるものです。出張や業務の報告なら報告書テンプレートが使えます。
長さはどのくらいがよいですか?
決まりはありません。社内向けなら1〜2ページにまとめ、くわしいデータは添付資料にすると読みやすくなります。
「である」と「です・ます」のどちらで書きますか?
どちらでもかまいませんが、1つの報告書の中ではそろえます。社内の様式があれば、それに合わせます。