
在庫管理表のテンプレート(Excel)を無料・登録不要で配布しています。2枚のシートでできた、見やすく簡単な在庫管理表です。
- 入出庫記録に、日付・商品コード・入庫数・出庫数を入れるだけ。
- 商品一覧の「現在の在庫」が自動で計算されます。
- 在庫が発注点以下になると、「要発注」と表示され、行が赤くなります。
- 商品50種類・記録300行まで(行を増やすこともできます)。
目次
在庫管理表テンプレート(Excel)ダウンロード


使い方
- ダウンロードしたファイルをExcelで開きます。見本の商品と記録は消して使います(数式の入った列は消さないでください)。
- 「商品一覧」シートに、商品コード・商品名・単位・初期在庫(使い始めの在庫数)・発注点を入れます。
- 入庫・出庫があったら、「入出庫記録」シートに日付・商品コード・入庫数か出庫数を入れます。商品コードはリストから選べ、商品名は自動で入ります。
- 「商品一覧」シートで、現在の在庫と「要発注」の表示を確認します。
発注点は「この数まで減ったら注文する」という目安です。注文してから届くまでの日数に、1日に使う(売れる)数をかけた数より少し多めにしておくと、品切れを防げます。
在庫管理を続けるコツ
- 入出庫はその日のうちに記録:まとめて記録しようとすると、もれが出やすくなります。
- 月に一度は棚卸し:実際の数を数えて、表の在庫と合っているか確かめます。違っていたら、入出庫記録に「棚卸し調整」として差を入力します。
- 商品コードをそろえる:同じ商品を別のコードで登録しないように、コードの付け方(例:文具はA、消耗品はB)を決めておきます。
よくある質問
商品や記録の行を増やしたい
表の途中に行を挿入すると、集計の範囲も広がります。最後の行の下に足す場合は、上の行をコピーして貼り付け、「商品一覧」の入庫計・出庫計の式の範囲(例:$B$4:$B$303)を広げてください。
金額(在庫の金額)も出したい
「商品一覧」に「単価」の列を追加し、「現在の在庫×単価」の式を入れると、在庫の金額が出せます。
棚卸しのやり方
棚卸し(たなおろし)は、実際にある商品の数を数えて、在庫管理表の数と合っているかを確かめる作業です。次の順番で進めると、数えもれやまちがいが少なくなります。
- 日にちと時間を決める:入庫や出庫が少ない日、または営業時間の前後に行います。数えているあいだは、できるだけ商品の出し入れをしないようにします。
- 数える場所の順番を決める:「入口側の棚から奥へ」「上の段から下の段へ」のように順番を決め、数え終わった棚には印をつけます。
- 2人1組で数える:1人が数えて読み上げ、もう1人が記録すると、数えまちがいや書きまちがいが減ります。数の多い小さな商品は、10個ずつ輪ゴムでまとめたり、箱入りのまま数えたりすると、早く正確に数えられます。
- 表と見くらべる:数えた数と「商品一覧」シートの現在の在庫を見くらべ、ちがう商品に印をつけます。
- 差の原因を調べてから直す:原因を確かめたうえで、入出庫記録に「棚卸し調整」として差を入れます。
個人事業主や会社の場合は、決算の日(個人事業主は12月31日)の在庫の金額が、その年の利益の計算に使われます。売上原価は「年のはじめの在庫+その年の仕入れ−年の終わりの在庫」で計算するためです。年の終わりには、数だけでなく金額も記録しておきましょう。
在庫が表と合わないときの原因と対策
| よくある原因 | 対策 |
|---|---|
| 入出庫の記録のつけ忘れ | 商品を出し入れしたら、その場で記録する決まりにします。紙にメモしてから入力する場合は、メモを置く場所を決めておきます。 |
| 商品コードの選びまちがい | 似た商品は、商品名に色やサイズまで入れて区別します。 |
| 単位のまちがい | 「箱」と「個」がまざらないよう、単位の欄で決めた数え方にそろえます。 |
| 返品や見本・試供品の記録もれ | 返品は入庫、見本として使った分は出庫として記録します。 |
| 破損・紛失 | こわれて売れなくなった商品も、出庫として記録し、備考に理由を書いておきます。 |
在庫を持ちすぎない・切らさないコツ
- 古いものから先に出す:先に入ってきた商品から先に出す「先入れ先出し」にすると、期限切れや色あせを防げます。新しく入った商品は、棚の奥に置くようにします。
- 売れ行きで発注点を見直す:季節やセールで売れる数が変わる商品は、発注点も時期に合わせて変えます。
- 動かない商品を見つける:何か月も出庫のない商品は、置き場所を取り、お金も眠ったままになります。値下げや仕入れの中止を考えるきっかけにします。
- お店以外でも使える:事務所のコピー用紙やトナー、家庭の防災用の水や食料など、切らすと困るものの管理にも使えます。
入庫の記録に、注文書や納品書はとっておくべきですか?
とっておくと、在庫の数が合わないときに、いつ・何を・いくつ受け取ったかを確かめられます。入出庫記録の備考に、注文書や納品書の番号を書いておくと、あとで探しやすくなります。仕入れ先への注文には発注書テンプレート、取引先への納品には納品書テンプレートも使えます。