
契約書のテンプレート(Word)を無料・登録不要で配布しています。契約書は、だれとだれが、何について、どんな条件で約束したかを書面に残すものです。あとで「言った・言わない」にならないように、大事な取引は契約書を作っておきましょう。
- 契約書の基本形(汎用):目的・内容・期間・代金・秘密保持・解除・損害賠償・反社会的勢力の排除・協議と管轄の9条。( )の中に書き方の説明があり、どんな契約にも合わせて書き換えられます。
- 取引基本契約書(記入例):会社どうしで、継続して商品を売り買いするときの基本契約。個別契約(注文書)・検査・支払い・契約不適合・有効期間(自動更新)など15条。
目次
契約書テンプレート(Word)ダウンロード
契約書の基本形(汎用・書き方の説明つき)

取引基本契約書(記入例)

種類別の契約書テンプレート
よく使う契約は、その契約に合った条文が入った専用のテンプレートを使うと、書きもれを防げます。
| 契約書 | 使う場面 |
|---|---|
| 業務委託契約書 | 仕事を外部の会社やフリーランスに任せる |
| 請負契約書・工事請負契約書 | 工事や制作など、完成させることを約束する仕事 |
| 秘密保持契約書(NDA) | 取引の検討のために、秘密の情報をやりとりする |
| 雇用契約書 | 従業員を雇う |
| 金銭消費貸借契約書 | お金を貸し借りする |
| 覚書 | 結んだ契約の内容を一部変更・追加する |
使い方
- 基本形は、タイトルの「○○」を「業務委託」「売買」など契約の内容に合わせて書き換えます。
- 各条文の○○を埋め、( )の中の説明を読みながら、自分の取引に合わせて直します。説明は書き終えたら消します。
- 相手に案を送り、内容を確認してもらいます。修正があれば話し合って直します。
- 同じものを2通印刷し、甲乙それぞれが記名押印して、1通ずつ持ちます。
契約書の書き方(基本の構成)
| 部分 | 書くこと |
|---|---|
| タイトル | 「業務委託契約書」など、何の契約かがわかる名前 |
| 前文 | だれとだれの契約か。「以下『甲』という」と呼び方を決める |
| 本文(条文) | 目的・内容・期間・代金と支払方法・秘密保持・解除・損害賠償・反社会的勢力の排除・協議と管轄など |
| 後文 | 契約書を何通作り、だれが持つか |
| 日付・署名欄 | 契約した日と、甲乙の住所・氏名(会社名と代表者名)・印 |
書くときのコツ
- あいまいな言葉を使わない:「速やかに」より「○日以内に」、「相当の金額」より「金○○円」のように、数字で書きます。
- お金の条件ははっきり:金額(税込か税抜か)、支払期日、支払方法、振込手数料をどちらが払うかを書きます。
- やめ方も決める:期間・更新のしかた・解除できる場合を書いておくと、トラブルを防げます。
- 大きな取引は専門家に:金額が大きい、権利関係が複雑な契約は、弁護士などに確認してもらうと安心です。
収入印紙は必要?
契約書の種類と金額によって、収入印紙が必要になります。取引基本契約書のように、会社どうしが継続して売買などを行うための基本契約書は「継続的取引の基本となる契約書(第7号文書)」に当たり、1通につき4,000円の印紙が必要です(契約期間が3か月以内で、更新の定めがないものは除きます)。請負契約書は請負金額に応じた印紙が必要です。電子契約(PDFに電子署名する契約)には印紙はいりません。迷うときは国税庁のホームページや税務署で確認してください。
割印と契印
- 割印:同じ契約書を2通作ったとき、2通を少しずらして重ね、両方にまたがるように押す印です。2通が同じものであることを示します。
- 契印:契約書が2ページ以上のとき、ページの境目(見開き)にまたがるように押す印です。ページの差し替えを防ぎます。ホチキスでとめたときは各ページの境目に、製本テープでとめたときは表紙か裏表紙のテープと紙の境目に押します。
よくある質問
契約書は手書きでもいい?
手書きでも、Wordで作ったものでも、内容が同じなら効力は変わりません。ただし、あとで読みやすく、書き換えの心配が少ないので、パソコンで作って印刷するのが一般的です。
甲と乙はどちらがどちら?
決まりはありませんが、お金を払う側(発注者・買主)を甲、受け取る側を乙にすることが多くあります。
契約書はいつまで保存する?
法人の場合、法人税法で原則7年間の保存が必要です。契約書の管理には契約書管理台帳テンプレートが使えます。