
誓約書のテンプレート(Word・A4縦)を無料・登録不要で配布しています。宛名・誓約する事項・日付・署名の欄がそろっていて、内容を書き換えるだけで使えます。
| テンプレート | 使う場面 |
|---|---|
| 秘密保持の誓約書 | 入社・退職のときや、業務委託で会社の情報を扱うとき |
| 個人間の誓約書 | お金の返済、生活上の約束など、個人どうしの約束を書面に残したいとき |
目次
誓約書テンプレート(Word・A4縦)ダウンロード
秘密保持の誓約書(会社あて)

個人間の誓約書

誓約書の書き方
- 宛名:誓約する相手(会社なら代表者、個人なら相手の氏名)を書きます。
- 前文:「私は、次の事項を守ることを誓約いたします。」のように書きます。
- 誓約する事項:守ることを、だれが読んでも同じ意味にとれるよう具体的に箇条書きにします。期限や金額がある場合は、日付・金額をはっきり書きます。
- 日付・署名:作成日を書き、誓約する本人が住所と氏名を自筆で書いて押印します。
誓約書は相手に渡す書類です。同じものをもう1通作るか、コピーを取って、自分でも保管しておきましょう。
誓約事項の例文
- (秘密保持)業務上知り得た顧客情報を、在職中および退職後も第三者に開示しないこと。
- (備品)貸与されたパソコン・社員証を、退職時にすべて返却すること。
- (返済)借りた金50万円を、令和○年○月から毎月末日に5万円ずつ、相手の指定する口座に振り込んで返済すること。
- (生活の約束)○○について、今後は事前に相談してから決めること。
作るときの注意点
- 法律や公序良俗(社会の常識や道徳)に反する内容は無効:たとえば、一方的に重すぎる罰金や、法律で禁止されていることを約束させても、効力は認められないことがあります。
- 無理やり書かせない:脅したり、だましたりして書かせた誓約書は、取り消される可能性があります。
- あいまいな表現を避ける:「なるべく」「できるだけ」などは、守ったかどうかの判断があいまいになります。
- 大事な約束は専門家に相談:お金の貸し借りや損害賠償など重要な内容は、弁護士などの専門家に相談したり、公正証書にしたりすることも考えましょう。
このテンプレートは一般的な書式の例です。会社で決まった書式がある場合は、そちらを使ってください。
よくある質問
誓約書と念書・契約書の違いは?
誓約書と念書は、どちらも一方が相手に約束を書いて渡す書類です。契約書は、双方が合意した内容を書き、両方が署名する書類です。
パソコンで作ってもいいですか?
本文はパソコンで作ってかまいません。氏名は本人が自筆で書いておくと、本人が作成したことがはっきりします。
場面別・誓約書によく入る項目
誓約書は、使う場面によって入れる項目がちがいます。自分の場面に近いものを参考に、誓約する事項を考えてください。
| 場面 | よく入る項目 |
|---|---|
| 入社のとき | 就業規則を守ること、会社の秘密を外にもらさないこと、提出した経歴に偽りがないこと |
| 退職のとき | 在職中に知った秘密を退職後ももらさないこと、貸与品やデータを返すこと |
| 業務委託・アルバイト | 預かった情報を仕事以外に使わないこと、仕事が終わったら資料を返すか消すこと |
| お金の貸し借り | 借りた金額、返す期日と方法、返済がおくれたときの対応 |
| 家族・夫婦・恋人どうし | 約束した行動、守れなかったときに話し合うこと |
前文と誓約事項のあとに、「上記の事項に違反した場合は、貴社の指示に従います。」のような一文を入れることもあります。ただし、会社と従業員のあいだでは、「違反したら罰金○万円」のように、違約金や損害賠償の金額をあらかじめ決めておくことは、労働基準法で禁止されています。実際に損害が出たときに、その分の賠償を求めること自体が禁止されているわけではありませんが、金額を先に決めておく書き方は使わないようにしましょう。
誓約書を書く・出すときのマナー
- 黒のペンで書く:自筆で書く部分は、黒のボールペンか万年筆で書きます。消せるボールペンは、あとで書きかえられてしまうので使いません。
- 印鑑は朱肉を使うものを:認印でかまわない場合が多いですが、インクがしみ出すタイプの印鑑(浸透印)は避け、朱肉を使う印鑑で押します。会社から印鑑の指定があれば、それに従います。
- 書きまちがえたとき:修正液や修正テープは使わず、新しい用紙に書き直すのが基本です。
- 日付は提出する日に:日付の欄は空けたままにせず、書いた日か提出する日を書きます。
- 住所と氏名は省略しない:住所は「○丁目○番○号」まで、氏名はフルネームで書きます。誓約した本人がだれなのかを、はっきりさせるためです。
- 郵送するときは:折り目が文字にかからないように三つ折りにし、送付状をそえて封筒に入れます。
郵送のときの送付状は、送付状テンプレートが使えます。
誓約書へのサインを求められたときの確認ポイント
会社や相手から誓約書を渡されて、署名を求められることもあります。署名する前に、次の点を確かめましょう。
- 全部の項目を読む:その場ですぐに署名せず、最後まで読んで内容を理解してから署名します。
- 守れるかどうかを考える:守るのがむずかしい内容や、意味がわからない言葉があれば、署名する前に説明を求めます。
- 範囲が広すぎないか確かめる:たとえば「退職後は同じ業種の会社に勤めない」という約束(競業避止)は、期間や地域が広すぎる場合などに、無効と判断されることもあります。
- 控えをもらう:何に署名したかがあとでわかるように、コピーをもらっておきます。
納得できない項目があるときは、そのまま署名せず、項目の修正を相談することもできます。判断に迷うときは、仕事のことなら各地の労働局などにある「総合労働相談コーナー」に、お金のことなら弁護士などに相談すると安心です。